「設計照査の要点」

設計照査には、エンジニアリングの上で、重要なことと、 そう重要でないことがあります。 たとえば、誤字や脱字があっても、 (たとえば、事業実施者の名前をまちがって、 国交賞と書いたとしても)設計の間違いではなく、 文字の間違いにすぎません。 あるいは、設計細目で、かりに、道路公団の取り決めと、JRの取りきめが 異なっていたとしても、地震や異常気象は、公団であろうと、JRであろうと、 それにはおかまいなく、作用するはずです。 エンジニアリングを行うには、些細なことに目を奪われてはいけません。 些細なことばかりが気になるうちに、最も、重要なこと が見えなくなるからです。 それは、誇張ではありません。 たとえば、下ばかりが気になっていると、上がみえないのと同じです。 設計上の、重要なこととは、以下の4点です。 1.数量計算(重量) 2.部材の耐力 3.荷重の想定と部材に生じる応力の評価。 4.収まり、寸法 ほかのことにはめもくれず、これを真っ先に、 単刀直入にチェックすることが肝心です。 ( 時間があったら、そのほかのことも、どうぞおやりください。) 私の推奨する照査方法は、設計計算の経過を追うのでなく、 別ルートをたどって、結果と結果を 対比し、評価するという照査方法です。 設計計算書の追跡も、ある意味で勉強にはなりますが、 追跡法は、小さな間違いは発見できても、 大きな間違いを発見することは困難です。 「別ルートをたどって、結果と結果を対比する照査」 を可能とするために、わたしは、照査用のソフトを 一年半かけて、試作しました。 すばやく答えを知り、それと成果品を対比する。 という道具です。 公表後、何度も改良していますが、なにぶん、第三者のチェック を受けていないので、答えが正しいかどうかの保証はありません。 使用する人の責任でご利用ください。 ダウンロード(入口) 2002年9月17日


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